戸塚でだれでもアーティスト♪︎


横浜市戸塚区にある障害児者向けの造形教室【バリアフリー造形教室みんなのアトリエ】のホームページです!
『自分の好きなように自由に作品をつくってみたい』

『のんびりとマイペースに作品づくりに取り組みたい』

『絵や工作の上達ももちろんだけど、様々な面で“元から持っている可能性”をのばせるようなお教室を探している』

『ただ“作品を完成させて終わり”といったところではなく、これからの未来につながるような習いごとがしたい』

バリアフリー造形教室みんなのアトリエは、そんなお気持ちを抱えているお子さま・保護者さまにおすすめの造形教室です。


ホームページをご覧下さいましてありがとうございます!
みんなのアトリエ主宰の白瀬綾乃(シラセアヤノ)です。

私は約10年前、自己免疫疾患の難病・ギランバレー症候群を発症しました。
手足はおろか眼球も動かせず、嚥下障害で飲食もできない。
“嗅覚と聴覚以外は機能していない”そんな状況でした。
病状が悪化し呼吸筋まで麻痺してしまったため、呼吸器をつけICUにも入りました。
その後、ベッドから起き上がる→ものを掴む→立ち上がる→歩くと、少しずつリハビリを重ね自宅へと戻りました。


しかし退院はできたものの、その生活は一変しました。

5分以上歩き続けられない・近所に買い物へでかけただけで疲れて寝込んでしまう。
天気や気圧によって体調が左右されてしまうので、朝起きてみるまで元気に過ごせるか分からない。
このような状態だったので、家事も育児もままならず、友人との約束も当日キャンセルをしてばかり。
だんだんと人と接することが怖くなり、家にこもりがちになっていきました。

「私は何のために生きているんだろう…」
「消えてしまいたい…」

そうやって【自分の存在価値】に悩みながら3年を過ごしました。


そんな中ある時ふと、
「私と同じ病気の人の中には、麻痺が残ってしまって車椅子を使うことになった方もいるし、最悪、亡くなってしまった方もいる」
「重い病気や生まれつきの障害を抱えている方は、私よりももっとたくさんのことを諦めたり悔しい思いをしているのではないか」
と思い至りました。

「“出来る出来ない”は関係なく、私がしたいことは何だろう?」

「重い病気や障害を抱えている方を支援する人間になりたい!」

そこから介護の資格を取得し、臨床美術の勉強をして、現在『バリアフリー造形教室みんなのアトリエ』を主宰しています。


私が難病を経験して感じたことは、身体の不自由さももちろんですが、それよりも「自分が思ったとおりに出来ない」ということが、これほどまでに【自信を失わせる】ということでした。
逆に言えば、身体や環境がどんな状況にあっても【自分を信じる力】があれば何度でも立ち上がれると思いました。


みんなのアトリエは造形教室ですが、一般的な絵画教室・アートスクールとは少し違います。
“美術の才能をのばす”といった技術面だけに重きを置くのではなく、絵を描くことや作ることが大好きという生徒さまの純粋な気持ちを大切に、自ら考え作品づくりをしていく中で「私にも出来た!」「次はこんなことにも挑戦してみたい!」といった【未来へ立ち向かう強さ】を引き出すお手伝いをしていきたいと考えています。


みんなのアトリエってどんなお教室?



【理念】
◆上手・下手といった評価にとらわれず、生徒さまに作品づくりそのものを楽しんでいただく

◆アート作品の制作を通して、生徒さまの自己肯定感・挑戦する心を引き出すお手伝いをする

◆アートを通して様々な立場の方が集まることで、障害や病気に対する偏見をなくしていく場をつくる
(障害についてご理解があれば、一般の方のご参加も可能としています)


【制作する作品
◆作る側・観る側双方に判断をゆだねる抽象的な作品を制作しています。
お手本を見ながら作る・何かを模写する(デッサン)といったことは行っていません。

制作の基本的な手順はありますが、見本どおりに完成させることを目標にはしていません。
途中で形を変えたくなったり、違う色を塗りたくなったり、その時々の生徒さまの感性を尊重しています。
ですので「こうしなさい」「やっちゃダメ」といった”口出し“の指導も一切行っていません。

◆障害の有無に関わらず、どなたでも楽しんで頂けるアート作品を提供しています。

カッターナイフやグルーガンなど、怪我をする恐れや使用するのが難しい道具は極力使わないようにしています。

またアートに対する敷居を低くするため、生徒さまにご自宅でも作品づくりを楽しんで頂けるようにするため、100円ショップで購入できるものや廃材など身近で手軽に手に入るものを材料に使用しています。

【作品づくり以外の特徴】
◆作品完成後、クラス全員の作品を掲示して感想を述べ合う『鑑賞会』の時間を設けています。
「今日の頑張ったところ」「作品で気に入っているところ」など、生徒さまにご自身の作品について一言頂いています。

この鑑賞会には、
「単体と複数の作品が並んだときの観え方・感じ方の違いに気付く」
「自分の気持ちを表現する練習になる」
「他者に作品を観てもらい感想をもらうことで“私はありのままでいいんだ”と自信が持てる」
といったねらいがあります。

年に一度の作品展の開催、その他、地域のイベントへの作品提供など発表の機会を大切にしています。

作品の発表を通して、地域の方とのふれあい・非日常体験など「後で思い返したときに笑顔になれるような出来事」がひとつでも多くあるようにと願っています。


クラスのご案内


【対象】
発達障害・知的障害・精神障害・身体障害をお持ちの概ね小学生から大人の方
※目安として「はさみ」をおひとりで安全に使用できる方

障害についてご理解があれば、一般の方のご参加も可能です

月謝
4000円(材料費・設備費込み)

入会金
無料


【日曜クラス
◆毎月第1日曜10:00~12:00
◆交流広場とつか
(神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4018-1ザ・パークハウス戸塚フロント1階)
※戸塚駅西口3分/戸塚郵便局むかい
※エレベーター・多目的トイレ完備

【土曜クラス】
毎月第3土曜10:00~12:00
◆ふらっとステーションとつか
(神奈川県横浜市戸塚区吉田町104-1ザ・パークハウス戸塚1階)
※戸塚駅東口5分/アピタむかい
※スロープ・多目的トイレ完備


よくあるご質問について


保護者の付き添いは必要ですか?

基本的には各ご家庭のご判断におまかせしています。

はじめはお母様が付き添われ、その後、お子さまの様子を見ながらおひとりへと変更された方もいらっしゃいます。

お教室での様子を見て、講師が「保護者の付き添いが必要だ」と感じた場合にはご相談させて頂きます。


◆ひとクラス何人制ですか?

現在、定員6名とさせて頂いています。


◆持ち物はありますか?

画材や道具はこちらで全てご用意いたします。

完成した作品を持ち帰るための袋だけご準備ください。

また汚れてもよい服装でご参加ください。


◆お休みした場合はどうなりますか?

他クラスでの振替が可能です。

お気軽にご相談ください。


出張講座・作品提供なども承ります!


みんなのアトリエ(白瀬)は高齢者施設や公共施設などでの出張講座、イベントでの作品提供やワークショップも行っております。

どうぞお気軽にご相談下さい!


【これまでに開催した講座・イベント】


一般社団法人ぴぐまりおん

『アトリエぴぐまりおん』

発達障害児向けの造形教室


◆ふらっとステーションとつか

『白瀬さんのアートで脳活』

主にご高齢の方を対象とした認知症予防アート講座


◆戸塚区生活支援センター

『みんなのアトリエ』

精神障害をお持ちの方へ向けたアート講座


◆横浜市上矢部地域ケアプラザ

『はなうた』

発達障害児の余暇活動内での造形教室


◆戸塚区民文化センターさくらプラザ

『さくらプラザオープンデー2022真夏のこども探検隊~不思議な音色の国~』

『さくらプラザオープンデー2023真夏のこども探検隊~開館10周年フェスティバル~』

イベントテーマに合わせたアート作品の制作・特別展示


◆戸塚区民文化センターさくらプラザ・ホール

『ゆるりつながりコンサートvol.4』

音楽イベントにてウェルカムボードの制作・展示


『第3回障害者支援フォーラムin横浜』

障害福祉についての情報を提供するイベントにて、インクルーシブ・アートイベントで制作した作品を展示


◆戸塚旭町通商店会

『健康フェスタ2022』

アート作品づくりのワークショップ出展


◆谷矢部池公園せせらぎ広場

『森のイロドリフェスティバル2022』

アート作品づくりのワークショップ出展


◆横浜市上矢部地区センター

『はじめてのイラスト講座』

『たのしいイラスト講座』

小学生を対象としたイラスト講座


『はじめてのマンガ講座』

『たのしいマンガ講座』

小中学生を対象とした漫画講座


夏休み上矢部こどもまつり

お祭りでの造形コーナー担当


◆横浜市別所地域ケアプラザ

『わくわくケアプラ秋祭り』

お祭りでのアート体験コーナー担当


◆クラシック・コミュニティ横浜

『創作クラブ』

高齢者施設のご入居者さまへ向けたアート活動


◆南福祉ホームむつみ

『美術の時間』

障害者地域活動ホームのご利用者さまへ向けたアート講座


たんぽぽ

『美術の会』

障害者生活介護事業所のご利用者さまへ向けたアート講座


◆ツクイ

『美術レクリエーション』

高齢者デイサービスのご利用者さまへ向けたアート講座


◆横浜市立東俣野特別支援学校

図工授業

小学部の非常勤講師


戸塚区総合庁舎多目的スペース大

『ゆるりつながりコンサートvol.3』

音楽イベントにてアトリエ生徒さまの作品展示


◆かながわ労働プラザ

『学びの実りアート&ミュージックミュージアム~医療的ケアの必要な重度障害者の学びの成果を発表する文化祭~』

重度障害者の自宅を訪問し生涯学習を支援する“訪問カレッジ”の取り組みを紹介するイベントにて、アート体験コーナーの講師担当


◆新百合トウェンティワンホール

『訪問カレッジ 学びの実り文化祭』

“障害支援の活動”として、みんなのアトリエの様子を展示紹介


◆横浜市立東俣野特別支援学校・ホール

『みんなのデコ・アート~バリアフリー造形教室みんなのアトリエ×ハッシン!PROJECT~』

呼吸器生活向上委員会の皆さまと共催した、視線入力システムを使用したアート作品づくりのイベント


◆グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ

『第21回グランフォーレ桜祭り』

アート作品づくりのワークショップ出展


◆戸塚区民文化センターさくらプラザ・ギャラリー

『春の芸術祭2022』

『春の芸術祭2023』

アトリエ生徒さまの作品発表


◆戸塚区民文化センターさくらプラザ・練習室4

『春の芸術祭2024』

ショートフィルム上映でのトークコーナー登壇


◆とつかラジオ&ソーシャルradio

『きたはラジオ』

“戸塚区で活躍する人”としてゲスト出演


◆交流広場とつか

『戸塚お話会~Health&History~』

地域の歴史や未病改善について考えるイベントにて、ポスターづくりの講師担当


『戸塚こらぼ作品展』

横浜市戸塚区の企業・団体と協働の作品展開催


講師紹介


白瀬 綾乃(しらせ あやの)


自身が自己免疫疾患の難病《ギランバレー症候群》を発症し、身体と心の自由を奪われた経験から障害支援の道を目指す。


身体障害者デイサービスで生活支援員として勤務したが、時間に追われご利用者様の要望にしっかり向き合えない現状に疑問をもつ。


「もっと一人一人に寄り添える支援がしたい」「得意な絵や工作で障害支援ができないか?」と考え、障害の有無に関わらずだれでも参加可能な絵画サークルを立ち上げる。


その後、一般社団法人ぴぐまりおん様からの依頼を受け、発達障害児向け造形教室『アトリエぴぐまりおん』の講師を担当。


もっと様々な立場の方を支援するため、だれでも参加可能な『みんなのアトリエ』を2021年5月に開講。


2022年4月に、両教室を統合した『バリアフリー造形教室みんなのアトリエ』として独立する。



介護職員初任者研修修了

同行援護従業者

全身性障害者ガイドヘルパー

サービス介助士

臨床美術士


ひとり娘を育てている母です!

好きな食べ物は納豆♡


ブログではお教室の様子や単発イベントの開催レポートをご紹介しています。

下記のアドレスからどうぞご覧下さい☆

https://ameblo.jp/ma331mn


メディア掲載


これまでに『バリアフリー造形教室みんなのアトリエ』は様々なメディアでご紹介いただきました!


◆東京新聞

(横浜版・川崎版)


◆タウンニュース戸塚区版

(地域情報紙)


◆戸塚新聞

(情報発信フリーペーパー)


◆SAKURA

(さくらプラザ情報誌)


◆わくわくだより

(ふらっとステーションとつか情報紙)


◆ゆめ広場

(地域交流施設 交流広場とつか情報紙)


◆Crew

(地域づくりのための情報誌)


◆エフエム戸塚

(ラジオ番組)


◆レアリア

(ご近所情報サイト)


生徒さま・保護者さまからのご感想


みんなのアトリエに通って下さっている生徒さま・保護者さまからのお声です。

お教室の雰囲気を知るうえでのご参考になりましたら幸いです。


小学生の生徒さま

一般成人の生徒さま

【保護者さま】